[情報連携]みやまえ人Story「横山隆行さん紀恵子さんご夫妻」(宮前まち倶楽部)

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みやまえ人Story
LIVE inみやまえ

横山隆行さん
横山紀恵子さんご夫妻 VOL.2

宮前区犬蔵在住(宮前区犬蔵出身/千葉県出身)
(1955年生まれ/1960年生まれ)

横山農園
宮前まち倶楽部コネクション:『みんなのツリー1st Season 2014』(もみの木の情報収集&運搬&保管&鉢と土の提供。ありがとうございます♪)

宮前区観光協会-宮前まち倶楽部

 農薬を使わない。化成肥料を使わない。動物性堆肥を使わない。
 横山農園は、隆行さんの父の代から自然栽培に取り組んできた果樹・野菜農家である。

 さまざまな農法がある中で、自然栽培とはまさに自然の摂理に即した農法といえる。農薬を使わないこと、人工的な肥料を使わないこと、動物性堆肥を使わないことは、農作物に負荷をかけない、そしてさらに自然に負荷をかけないということ。自然本来が持っている力によって、農作物を栽培するということ。これが本来の自然に寄り添った、人にも、農作物にも、そして自然にも地球にも優しい、サスティナブル=持続可能な社会のベースとしての農業であり、今こそ改めて見直したい農業のカタチといえる。

 農薬を使わないことがいいことは、きっと誰もが理解出来ること。でも肥料を使わなければ、農作物は育たないのではないか。でもよく考えて欲しい。自然に咲いている花そして木の実は、肥料を与えなくとも、農薬を撒かなくとも、立派にたくましく育っているではないか。そう、その土地に合ったもの、その時期に合ったもの、そして育つにふさわしい環境を整えてあげれば、農作物は育つ。それこそが、適地適作。あとは自然の力、大地の力と農作物そのものの力、それさえあれば育つというのが自然栽培の理念である。

 その大きなカギを握るのが、土。柔らかく、しっかりと根を張ることの出来る土にすることが重要なポイントだ。そのために大切なのは、日当りを良くすること、土の温度・乾度・湿度のバランスがとれていることなど。土壌環境を良くすることが、農薬や化成肥料に頼らない農業を可能へと導く。

宮前区観光協会-宮前まち倶楽部

[情報連携] 宮前まち倶楽部(みやまえ人Story ~LIVE in みやまえ~)

 自分の住むまちがどんなまちなのか。
 自分の住むまちにどんな人がいるのか。
 どんな想いで、どんな活躍をしているのか。
 私たちの多くは知らないし、また知る機会がない。
 魅力あふれる想いを持った方々に敬意を払い、名付けたのが『みやまえ人(びと)』。
 『みやまえ人(びと)Story 〜Live in みやまえ〜』では、
 そんな愛すべき『みやまえ人(びと)』をご紹介していきます。

(2016年3月取材)
(取材&文:笠原千恵子 カメラマン:青柳和美・笠原千恵子 写真加工:浅野真紀)
【注意】掲載記事は、取材時のもので内容がかわっている場合があります。

宮前区観光協会-宮前まち倶楽部