みんなの笑顔が好きだから…米岡 美琴(18歳)・高橋 恵理紗(18歳)(宮前区在住)


かわさきキャラ着ぐるみ隊“かわさきキャラ着ぐるみ隊”
イベント会場でその姿を見つけると、たちまち着ぐるみの周りには大きな輪が出来る。
 子どもたちの笑顔と歓声、大人も喜んでいる光景は微笑ましく感じる。

 頭に四つ葉のクローバーをつけたカッパの化身『カッちゃん』は、心優しい元気な男の子で「カッパーク鷺沼」のイメージキャラクターです。また宮前区誕生30周年を記念してメロン畑からやって来た宮前兄妹の『メロー』『コスミン』は大の仲良し。多くの人が、その可愛らしい姿を目にしていることでしょう。
 宮前市民館で開かれた着ぐるみの講座に参加、修了後に参加者が『かわさきキャラ着ぐるみ隊』を立ち上げた。16人のメンバーは、地域のPRやイベントの応援に参加するなどボランテイア活動をしている。若さあふれるメンバーの二人を取材しました。
宮前区-キャラクター

 ふれ合い、そこには・・・が!!
 米岡さんは「テーマパークが好きで行っていたが、今度は自分が人を楽しませたい」、高橋さんは「家に着ぐるみがあってイベントなどに参加していたが基礎から学びたい」と参加の動機を語る。
 活動の魅力について「お客さんの楽しむ姿、笑顔を見ると嬉しくなる。暑さなど大変なことは忘れてお客さんから元気をもらう」と話す二人の顔はとても明るく爽やかだ。最近の話では市民館で「着ぐるみカフェ」を開催した時、埼玉県から『宮前兄妹』の情報を知り参加した人がいて嬉しかった事などたくさんの魅力を抱えて活動をしている。メンバーや地域の人たちとの交流、区・市外でのイベント参加など活動を通して数えきれない程の大切な事を得たことに感謝を忘れない二人です。
 明日への想い
 「たくさんのイベントに参加して、ふれ合いを楽しんでもらう。昨年、高円寺のゆるきゃらイベントに参加したように区・市外での活動もたくさんやりたい。自分たちが企画を立て、お客さんを呼ぶイベントもたくさんやりたい。これは7月にイベントを予定している」など、思いが広がる。素晴らしい『若い力』、益々のご活躍に大きな拍手を送ります。

宮前の風18号・2014.7 文・青柳和美)

【注意】掲載記事は、取材時のもので内容がかわっている場合があります。