子ども達が街のお店を取材『じもたんkids』

 子供達の記事をきっかけに家族で、
 街でコミュニケーションの輪が広がってほしい…


  じもたんkidsは、宮前区の小学生が街で働く大人たちを取材し、記事を書き、新聞を作るという活動をしています(かわさき市民公益活動助成金事業)。この活動がスタートしたのは2014年。加藤花飾堂さんを皮切りに、パン工房ひよこさん、ルート動物病院さん、宮前区長の野本紀子さん、木工職人の柴原勝治さん、歌手の伊藤多喜雄さんなど、これまでに40人近い人を取材してきました。

野本宮前区長取材風景

野本宮前区長取材風景

 取材は、最初こそ粛々と始まるものの、そのうちに子ども達は好奇心を丸出しに。「え、そうなの?」「じゃあ、これは?」と質問は続き、取材の予定時間が延びることもしばしばです。取材後は、その日のうちに記事を書きます。低学年は低学年なりの、高学年は高学年なりの記事を、思い思いに書いています。
 子ども達にじもたんkidsの魅力を聞くと、こんな答えが返ってきました。「取材した人と街で会うと挨拶してくれてうれしい」「普通なら聞けない話を聞けるのが楽しい」 
ルート動物病院取材風景

ルート動物病院取材風景

 
 「じもたん」とは「地元を楽しむ」の略。その名の通り、子ども達は取材を通じて、地元を楽しんでいます。楽しさのあまり(?)、保護者の方から「帰宅して、話が止まりません!!」というメールをいただくことも・・・。
 子ども達の記事を載せた「じもたんkids新聞」は、2カ月に1度、約1500部ほど発行し、取材先の各店舗、子育て支援センターなど約30カ所に置かせていただいています。じもたんKidsでは、随時記者を募集しております。お気軽にご連絡ください。
(文・じもたんkids編集長 中田真由美)

じもたん誌面