子どもたちに伝えたい生き方の経験 後藤雄太さん(菅生在勤 32歳)


 後藤雄太さん(菅生在勤 32歳) アフリカのリズムを刻んだ、わくわくプラザ職員
 東京都狛江市で生まれ、中学生の時より音楽に興味をもち、そして、今宮前で子どもたちと真剣に遊び、生き方についての体験・経験をしている。
 音楽活動もバンドのリーダーとして活躍中!!

2014-4gotousan1 後藤さんは、NPO法人あかい屋根が管理運営する「蔵敷子供文化センター」内にある「わくわくプラザ」の職員です。このわくわくプラザは、保護者が就労等で昼間家庭にいない子どもをも含めた、すべての子どたちに遊びやさまざまな活動を提供する事業です。
 ゼロからのスタート!!
 中学時代よりドラムを叩き続けてきた後藤さんは、23歳の時にバンドを結成してリーダーとなり、ライブ活動やイベントに招待され演奏をしました。ところが、27歳の時に今後のバンド活動も含めて、原点に戻りたいという気持ちから、以前から興味があった、アフリカのセネガルに2ヶ月間伝統的なアフリカの太鼓を学びに行きました。本場であり、太鼓のルーツでもあるアフリカのリズムに触れて、あらためて太鼓の深さを知ると共に今後の音楽活動をライフワークとする気持ちになりました。
 そして、このアフリカの地で、自然な形で子どもたちとふれ合うことで、現在のお仕事につながりました。
2014-4gotousan2 2つのトライアングル
 アフリから帰った後藤さんは、多摩区のわくわくプラザでアルバイトをして、その後、あかい屋根の職員となり、現在は、①子どもを中心に②おやごさん達とふれ合い③地域ともふれ合っています。このトライアングルは、とても素晴らしいとお話しされました。そして①わくわくプラザの職員②音楽活動③絵本作家の夢がもうひとつのトライアングルとしてあります。
 目を輝かせてお話しする後藤さんは、大きなことをしそうな男と感じました。
 『あかい屋根』ホームページ 
 『BAOBAB(バオバブ)』ホームページ

宮前の風17号・2014.4 文・高橋弘幸)

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