恩廻公園調節池と麻生水処理センター見学

【宮前区再発見】
恩廻公園調節池と麻生水処理センター見学

 実施日:平成30年9月13日(木)9時から
 参加人員:24名
 天気:晴れ

 当初、9月4日実施予定も台風の為、今日に延期になりました。天気は晴れで良い天気です。
 集合場所の小田急柿生駅北口に9時に集合、柿生という名は日本最古の甘柿である禅寺丸柿の名産地に因んで付いた名前(柿生村)です。先ずはバスに乗り、元気に、川崎市水道局恩廻公園調節池を目指して出掛けました。
 バスはほぼ貸し切り状態です。麻生川が鶴見川に合流する袂の亀井橋でバスを降り、川を渡り、直ぐが目的地です。川崎市の鶴見川の治水を司る重要な調節池です。

1.恩廻公園調節池
 所長以下所員の方々に迎えられて、調節池の説明、ビデオの再生、巨大地下トンネルの見学をしました。
 昭和33年前の鶴見川は溜池などにより、流量は抑えられていましたが、台風や大雨の際や又、流域の開発が進み、度々、洪水などの水害が起こっていました。
 これを解決するために、鶴見川流域の整備、治水の目的で鶴見川の直線化、又、調節池として16m×15mの地下巨大トンネルが作られました。
 巨大トンネルの底まで、階段を7階歩いて降りましたが、巨大トンネルに一同びっくり、又、底の温度は低く、ひんやりとしていました。このトンネルのお陰で、大雨、洪水もへいちゃらですね。
 このトンネルを掘る際に地下から出てきた大きな樹の化石なども展示されていました。この場所の上には野外コンサートも出来るような広場もありました。
 この広場には越流提(廻りより低い堤防)が作られています。鶴見川が氾濫するとここから地下の巨大トンネルに水が溜まる仕掛けです。
 この後は、月読神社、亀井城跡なんですが、生憎、月読神社への道が見つからず、小川会長からの夫々の説明を聞くだけにし、スケジュールの関係から柿生駅にバスで戻り、昼食の後、

2.あさおふれあいの岡に立つ麻生水処理センターの見学です。
宮前再発見 川崎市の4か所の下水処理センターの内、麻生区全域を担当します。
 平成元年3月に稼働した下水処理施設です。
 川崎市の下水道の総延長は伸ばすと3000km、フィリッピンまで届くそうです。ビックリしました。
 又、マンホールの数は12万7千個だそうです。
 これもにも数が多くてビックリです。マンホールの蓋も川の字のデザインで特徴があります。
 麻生区を担当と言っても、働いている所員は少ないです、説明の後、処理施設を見学しました。
 処理施設は地下にあるので、臭いはしませんが、見学用の場所には地下の処理場(大きなプール)の開口部が見えるので、臭いと言ったら、鼻が曲がるような臭いです。
 これには閉口しました。処理後の水は次亜塩素酸を投入し、無害にして、放流しているそうです。
 汚泥は海側の川崎市の入江処理センターに運ばれ、処理されているそうです。