ダンデライオン(土橋)

ダンディライオン(土橋)「ダンデライオン」は英語で、「タンポポ」のこと。語尾に“ライオン”、確かにタンポポはライオン似、ただし百獣の王・ライオンのイメージとは真逆、可愛いライオンだ。
 店頭は一見すると、普通のお花屋さんに見えるが、店内に入ると様相を一変。通常のお花屋さんで見かける花は一つもない。お客様の好みに店主のセンスを加味して仕入れた種々の花々。生花市場で仕入れる際の心がけとして、綺麗で元気な生きのいい花々を選ぶ、と店主の紺野英和さん。
ダンディライオン(土橋) ダンデライオンのコンセプトは、花・葉物と、あらゆる素材との組み合わせの妙の追及で、ドア飾りのリースや、ブリザーブドフラワーの制作等がある。後者は保存性に優れたカーネーション・バラ・菊・ガーベラ等に薬品処理して長期保存を可能にし、藁と小枝を編んだりした器に生けたもので、お誕生日やお別れ会のフラワーギフトとして注文を受けて制作。またお客様の要望を受け、店内で週2~3回、アレンジメント、ブーケ制作のレッスンを実施。レッスンは、技術的な向上もさることながら、制作を楽しんでいただけるよう心がけている、と紺野さん。
 またダンデライオンでは、ウェディングにおけるブーケ制作や、出張し式場装飾も手がける。数百名出席の式場からアットホームなレストラン・ウェディングまで対応する。
 紺野さんのクリエイティヴ・センスで制作される、花・葉物と色々な素材とのコラボレーションで、楽しさ際立つ式場の雰囲気となることでしょう。

宮前の風4号・2010.10 文・坪井喬)

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