素晴らしい! 人とひととの集いの場 Vol.3  川崎市青少年の家

川崎市青少年の家

川崎市青少年の家正面

 広く明るいホールそして壁面に飾られている数々のイベント写真には、たくさんの笑顔がありました。小さな子どもから大人まで、多世代の人とひとが集う素晴らしい様子が写っています。
 学びと遊びがいっぱい・・・
旧陸軍東部62部隊のあったこの地は時を経て、川崎市青少年の家(所長・村上 寛、宮崎105-1)として、昭和63年にリニューアルオープンしました。
「団体の宿泊研修を通じて社会性を身につけ、情操を豊かにし、心身ともに健全な青少年の育成を図ることを目的とする社会教育施設」として、また成人の文化活動などにも開放されています。地下1階、地上3階の施設内は活動室、宿泊室、リーダー室、食堂、ホール・飲食スペース、その他もあり野外には園庭、屋外調理場、野外炊事場とプールが備わっています。この充実した施設を年間40000人超の宿泊、日帰り利用者が訪れています。
青少年の家フェスタ

©青少年の家フェスタ

 子どもも大人も笑顔!人との交流
 年間を通して幼児、青少年、一般対象の楽しく学べる、遊べる多彩なイベントが開催されています。去る3月15日(日)に開催された第19回「川崎市青少年の家フェスタ」は、施設ボランティア「川崎市青少年の家ユースワーカーズ倶楽部(K.Y.W.C)」が中心となり企画、運営をしてその他にボランティアの協力もあり作品展示や舞台発表、模擬店、フリーマーケットなど約1300人の来場者で大賑わいでした。その様子を村上所長は、「皆さんの手で作り上げたフェスタをたくさんの来場者が楽しんでいる姿に喜びを感じます。盛大なイベントでした」と話しています。
キャンプファイヤー(ほのぼのスクール)

©キャンプファイヤー(ほのぼのスクール)

 今年で第19回を迎える“自分でやろう!みんなとやろう!『ほのぼのスクール』”を11月に4泊5日の日程で開催します。周辺地域の学校と協力して小学生、中学生、高校生を対象に、期間中は宿泊しながらそれぞれの学校に通学します。年齢の違う生徒が学校や家庭では普段体験しにくい活動やレクリエーションで仲間づくりを図り、感動や自己再発見する体験学習の場を目的とするイベントです。
村上所長は、「参加した生徒の保護者から、身の回りのことを自分から行うなど日常生活に良い変化が表れたという感謝の言葉をたくさんいただきました」と喜びに溢れた笑顔で話しています。

 年間を通して多彩なイベントが開催され、世代を超えてたくさんの人が集う素晴らしい施設です。またお化け灯篭などある野外を樹木など見ながら散策するのも楽しみです。
 
 指定管理者 公益財団法人 川崎市生涯学習財団/NPO法人 教育活動総合サポートセンターお問い合わせ先:044-888-3588
 詳細はHPをご覧ください。

宮前の風22号・2015.7 取材・青柳和美)

【注意】掲載記事は、取材時のもので内容がかわっている場合があります。