お散歩 市境東コース!!
青空が広がり暖かな日差しを受けて地元の秋を楽しもうと、有馬・野川エリアに位置する市境東コース(宮前区ガイドブック掲載)の散策に出かけた。
東急田園都市線鷺沼駅前を起点に川崎市と横浜市の境を尾根伝いに南野川の稲荷坂を終点とする約4,5㎞の距離のコースです。桜並木の続く駅前から鷺沼公園までは、赤く染まった葉が、陽に照らされて浮かび上がり春の景色と違った感動が湧いた。公園脇の舗装された境道は平坦できれいに整備されて、歩き易い。公園内では、落ち葉のなかで遊ぶ何組もの家族の姿を見て微笑ましく思えた。国道246号を横断して有馬しいのき公園を左に見ながら坂道を登る。ミカン畑や都筑区の造園業者の広大な敷地では手入れされた木々が秋空に映えていた。この辺りから高台なので眺めが良く、センター北の観覧車など町並みが見える。暫くはその周辺を歩いてみた。民家の前に来ると、木に掛けた看板『珈琲 沙羅』が目に入り、テレビ朝日の「ちい散歩」でテレビ取材があった旨の表示があった。チョツトひと休みと、コーヒーを注文してオーナー、居合わせた常連のお客さんと暫くは地元の話で楽しい時間を過ごした。右に横浜市の町並み、左にはたくさんの木々が、訪れた晩秋を楽しむかの様に色鮮やかな衣装をまとう景観は本当に綺麗な眺めです。歩いていると所々に広がる野菜畑その向こうには、広がる町並みが一望できる。有馬には大きな池に大蛇が住んでいたと言う「影取谷戸の伝説」があり、有馬梅林公園かどに影取大蛇の表示板があり解説している。有馬変電所を通過して間もなく竹林や生産緑地が広がり、目の前は植木供養祭でも知られている長善寺や有馬の町並みが眺められる。木々の葉が一層その景観に印象深く映る。公園内にキノコの形をした建物があるたぬき公園前を過ぎて下り坂を下ると打越交差点に出てゴールの稲荷坂。道路の脇には、風に揺られたススキの穂が陽に反射してキラキラと光っていた。鷺沼駅前を12時に出発して約3時間、景色を見ながら野鳥の鳴き声を聞いたり見たりして「宮前の秋」をのんびりと歩きながら満喫した楽しい時間でした。「自然」「人」の触れ合いを肌で感じた貴重な散策となりました。
【注意】掲載記事は、取材時のもので内容がかわっている場合があります。